不動産売却前に意識するべき点は、ニーズ・市場の需要・対象物件をきちんと理解することです。担当者と会う際は事前準備として、ベースとなる基礎知識を知り、必要なことを押さえておきましょう。
世間のニーズを知る
売却時点での景気動向・市況・金利・税制などにより、不動産の価格は大きく左右されます。あらかじめこれらの情報を収集しておくことで、少しでも良い条件で家を売ることが可能となります。
例えば、不動産売却後には、税金を支払わなければならないケースがあるのをご存知ですか?
そのような場合、事前に所得税・消費税の金額や控除額を深く理解しておくことにより、節税対策は大きな効果を期待できます。
平成27年には相続税の基礎控除額が変更され、支払いの負担が軽くなりました。こうした話題も欠かさずキャッチしておくことが何より大切です。
市場の需要を知る
売却を検討した時点で、まずはどういった層を対象とするかを意識するのです。
一人暮らしの方向けなのか、それともディンクス(共働きで子供を持たない夫婦)世帯やファミリー世帯か、若い層とシニアどちらに人気があるかなど、買ってくれそうなターゲットが絞り込みやすいため、購入者を限定した売却戦略に活かしやすくなるでしょう。
売りたい相手によっては、物件のアピールポイントや売り出し価格の設定、売るタイミング(結婚・出産・進学・転勤などの節目)も、また変化してくるかもしれません。
自分という「対象物件」を知る
そもそも、なぜ売却を決断したのか、その目的と理由はきちんと定まっているでしょうか?
住宅ローンや資金繰りの改善だったり、相続税の節税対策や遺産分割協議のまとめだったり、新居の頭金にしたいなど、手放すに至った理由は人それぞれでしょう。いずれにしても、目的が曖昧なままでは中途半端な形で売りに出すので、いつか後悔することになりかねません。おまけに、売却に向けての資金計画も上手くいかなくなることだってあります。
事前準備の段階から「何のために」「いつまでに」「どのくらいの利益が必要か」を、具体的にしておくことで、対象物件の分析や売却戦略、不動産での売却相談など、その後にすべきことが自ずと明確になってきます。
不動産売却する際の事前準備に必要なことを押さえたら、さぁ次は不動産への売却相談です。
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