中古住宅の選び方

不動産を購入する際、新築か中古かの選択肢がある中近年では、中古住宅・マンションのリーズナブルさに惹かれ、その需要も一気に伸びてきました。しかし、いくら売却価格が安いとはいえ、購入するとなれば数千万単位での大きな買い物となるわけです。賃貸にしても経済的負担がかかることに変わりはありませんから、購入時は慎重に選んでいく必要があるでしょう。

まずは最低限、その不動産の関連記録が残っているか否かを確認しなければなりません。

住宅が建てられた当時の「設計図面」、保守や点検がきちんと行われたことを示す「補修履歴」、現場写真も含めた「施工中記録」は欠かせません。

また、住宅と敷地が建築基準関連規定に適合していることを証明する「検査済証」を含めた上記4点が揃っていると、住宅の良し悪しを見極める大事なポイントとなります。

書類や図面が全てあれば問題ないのですが、実際には一部残っていない場合もあります。より正確に建物の状況を判断するためにも必ず閲覧させてもらいましょう。

住宅をチェックするにあたり、見た目の良さは判断材料の一つだったりしますが、それよりも重視すべきなのは表面から見えない躯体と呼ばれる部分です。

中古住宅の場合は、物件によって骨組みや屋根といった躯体に隔たりが出てきますので住宅の内覧時にしっかりと機能的なチェックを行う必要があります。

四国山地と中国山地に挟まれていることもあって、比較的天災の少ない岡山県とはいえ、地震大国の日本で暮らす以上は、十分な耐震性を有していなければなりません。

外力からの衝撃に耐え得るバランスと強度が何より求められますので、構造躯体をより厳密に検証したいとお考えであれば、専門業者に依頼しておいた方が良いでしょう。多少の出費は伴うものの、総合的に見ても暮らしの安心度には大きな違いが生じるものです。

これらの他にも、中古住宅選びに欠かせないポイントはいくつかあります。

岡山市にある大クラ不動産までご相談いただければ、より満足のいく物件に出会えるための検索ノウハウをお伝えさせていただきます。中古物件に限らず、新築一戸建てやマンション、土地の売買や購入後の相続相談など、住まいに関するお悩みならどんなことでもお聞かせください。